今を大事にしたい 韓国ドラマ「ゴーバック夫婦」感想とキャスト
こんにちは、Rinです!
今回は職場の韓国人の友達に「かっこいい俳優がいるから見て!」とおすすめされたドラマ『ゴーバック夫婦』を視聴してみました。
この作品はタイムスリップドラマでものすごく簡単にまとめると、心に余裕をなくした夫婦が離婚協定まで終えた日、二人が出会った大学時代にタイムスリップして時間を過ごし少しずつ忘れかけていた大切なものに気付く…というお話なのですが、自分まですごく学生時代に戻りたくなります。
見終わると、自然と今を大切に生きようと思わせてくれる作品だなって感じました。
そんなタイムスリップドラマ『ゴーバック夫婦』の感想を綴っていきます。
ドラマ情報
韓国語表記:고백부부
原作:ウェプトゥン(韓国ウェブ漫画サイト) 「やり直しましょう(한번 더 해요)」
韓国放送:2017年10月13日~2017年11月18日
全12話/最高視聴率 7.3%
アジアドラマTV HP:
韓国ドラマ「ゴー・バック夫婦」 - 番組一覧 | アジアドラマチックTV公式サイト(アジドラ)
KBS公式HP:
キャスト
チャン・ナラ / 장나라(マ・ジンジュ役)
ソン・ホジュン/ 손호준 (チェ・バンド役)
チョン・ギヨン / 장기용 (チョン・ナムギル役)
イ・イギョン / 이이경 (コ・ドクチェ役)
キム・ミギョン / 김미경(ジンジュの母親役)
イ・ビョンジュン / 이병준(ジンジュの父親役)
あらすじ
今から18年前の1999年、韓国大学の学科別合コンで一目惚れした、単純だが義理堅い男チェ・バンド(ソン・ホジュン)と、潔癖症で気難しい女マ・ジンジュ(チャン・ナラ)は、卒業と同時に結婚。しかし、2017年38歳になった夫婦は喧嘩の絶えない毎日を送っていた。お互いに不満やストレスが溜まり、バンドの浮気が引き金に、二人は離婚を決意する。 離婚したその晩、ジンジュは泣きながら眠りにつき、バンドはお酒を浴びるように飲んで眠りについた。次の日起きると、昨日までおばさん、おじさんだった二人が1999年にタイムワープし20歳の頃に戻っていたのである。鏡に映る若くなった自分の顔を見ながら、人生をもう一度やり直そうと決意する二人。ジンジュは先輩ナムギル(チャン・ギヨン)にときめき、バンドは初恋の相手であるソヨン(コ・ボギョル)に積極的にアタックをする。しかし、ソヨンにアプローチをすればするほど、思い浮かぶ昔の思い出からバンドはジンジュの大切さを悟るが、今ジンジュの隣にいる人は自分ではなく完璧な男ナムギル先輩。それに嫉妬するバンドとジンジュ、ナムギルの三角関係はどうなる!?
★RIN的評価★
ストーリー ★★☆☆☆
ちょっと低めの評価です。韓国ドラマは寝不足になるほどどんどん見進めてします私ですが、このドラマはそこまで没頭しなかったですね。
冒頭でも少しお話した通りタイムスリップドラマで、離婚まで仲がこじれた二人が大学時代に戻り、同じ人生は歩みまいとやり直しを試みるお話です。他のタイムスリップドラマと違うのは、一人だけではなく夫婦二人ともがタイムスリップしてしまうというところです!
でも中身は38歳のままタイムスリップするわけですから、過去に戻っても喧嘩ばかりの二人。でも大学生に戻ることで、その時に気付けなかった友人の心の痛みや初恋のときめき、両親の大切さに気付くようになります。そして仕事に育児に目まぐるしく過ごしていた現代で忘れていた大切なものを取り戻していきます。
ストーリーは個人的に惹き込まれるものではなかったですが、学びが多い作品だと思います。見どころでも紹介しますが、心にぐっと残る言葉も多いです。私が一番感じたのは「今を大切に生きよう」ということです。もっともっと周りの人間とか、両親を大切にしようと思えるし、『今』を生きている毎日がとても大切だなって改めて思えます。その時その時にどう行動するかで、未来はいい方にも悪い方にも変わります。
今はコロナで外出もままならないですが、やりたいことをやる!行きたいところに行く!会いたい人には会う!そんな気持ちで人生を生きてみたくなりました!
ときめき ★★☆☆☆
この作品は恋愛というよりヒューマンドラマな気がします。
でも、大学生ですから!一人の相手以外にも初恋の人がいたり、素敵な人が現れたりするんですよね!ここで登場するのが歴史学科のナムギル先輩!外見はもちろんですが、寡黙で行動も男らしい。助けてほしい時、救ってほしい時に必ず現れてくれる先輩!かっこよすぎい!!この俳優さん、私はこのドラマで初めてみたのですが今後もっと出演作品をチェックしてみようと思います。
あとこのドラマの可愛いポイントは、ジンジュの親友ボラムとバンドの親友ジェウのラブラインです!純粋でひたむきで、できないことも努力して相手に少しでも近づこうとする姿に、青春を感じます!!
先輩とボラムカップルのシーンでときめき★★です。
見どころ
大学の仲間たち
the・大学生活!という感じの大学生活が見られます(語彙力・・)
授業、学園祭、旅行と大学生に戻りたくなるシーンがたくさん出てきますが、この作品に欠かせないのが愉快な仲間たちです!一緒に楽しんで、悩んで苦しんでくれる友達がいるからこそ乗り越えられるということを改めて感じました。
そんな個性あふれる仲間たちを少しご紹介します。
ユン・ボルム(ハン・ボルム)
ボルムはまさに強い女!って感じのイメージですが、友達を大切にして恋愛対しても軽そうに見えてすごく相手を思いやれる素敵な女性です。38歳のボルムは大学時代から付き合っていたジェウを思いっきり振りますが、それも恋人を思いやっての理由からでした。仲間を大切にできて、美人で芯がある強い女性。素敵です。
チョン・ソル(チョ・ヘジョン)
ボルムとは正反対の控えめな女の子。ジンジュと合わせてぜんぜん違う3人ですが、うまくバランスがとれています。一番にジンジュたちの事情に気付いて、影で密かにジンジュの幸せを願って行動してくれる友達です。そして、ソルにはお酒を飲ませてはいけませんね!酒癖が独特過ぎて、ドクチェとのやり取りも見どころです。
アン・ジェウ(ホ・ジョンミン)
大学時代にボルムと結ばれるのがジェウです。見た目はバンドの友人の中で一番男らしいのに、恋愛に対する心は物凄く純粋です。美人でダンスで毎回センターを飾るボラムを見て劣等感を感じてしましますが、ボラムに少しでも近づこうと苦手なダンスでも努力していく姿が一番心に残っています。一途な想いって素敵ですよね。
コ・ドクチェ(イ・イギョン)
強烈すぎる個性爆発挑発キャラクターがドクチェ!ラブラインがあったり大きく何かを起こすわけではないのですが、このドラマのバラエティー的役割を全部持っていくくらい重要なキャラクターです。アホ過ぎて面白くて、友だちにいたら絶対に面白い人間です。
心に響く台詞
この作品は主人公たちが過去をやり直す姿を見ながら、一緒に自分の人生について考えるきっかけになる作品です。ここで少し私の心に残った台詞をいくつか紹介したいと思います。
먹고 싶고 하고 싶은데 못해서 받는 스트레스보다, 저지르고 나서 수습하는 게 낫지 않나.
食べたいものもやりたいことも我慢して受けるストレスより、 やってみてから後悔する方がマシじゃない?
-チェ・バンド-
울거 없어.
어떤 슬픔도 무뎌져.단단해져 그렇게 돼 있어.
泣かなくていい。
どんな悲しみも乗り越えられる。強くなれる。そういうものだよ。
지금 이 젊음은 두번 다시 찾아 오지 않아.
청춘은 너희를 기다려 주지 않거든.
今のこの若い時間は2度は来ない。
青春は君たちを待ってはくれないんだ。
まとめ
「ゴーバック夫婦」はときめきも少なめでストーリー的にもそんなに惹きつけられはしなかったですが、人生について考えさせられる作品でした!
私も今後結婚した後とかにまた見直すと、感じ方が違うんだろうなって思います。
以上、
今を大切に生きようと思える作品『ゴーバック夫婦』の感想でした!!