韓国ドラマ View Log

韓国ドラマのレビューを綴っていくブログです。ファッションや音楽面にも注目した記事を書いていきます!

運命を信じたくなる 韓国ドラマ「エンジェルアイズ」感想と見どころ

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エンジェルアイズ公式ポスター

ク・ヘソンとイ・サンユンの複雑に絡み合う過去と純愛のラブストーリー。

 

ク・ヘソン出演の作品を観るのは2つめですが、似た雰囲気の作品が多い気がします。

この作品もふんわりした中に切なくて悲しい、涙とともにあるような複雑な心境にさせられるドラマでした。

 

作品について

 公開:SBS  2014.4/5~2014.6/15 全20話

 脚本:ユン・ジリョン(윤지련)

 監督・演出:パク・シヌ(박신우)

 最高視聴率:11.9%

 

日本公式HP:  

www.bs-tvtokyo.co.jp

韓国公式HP:

programs.sbs.co.kr

 

キャスト

ク・ヘソン(ユン・スワン)

イ・サンユン(パク・ドンジュ)

カン・ハヌル(学生期パク・ドンジュ)

ヒョン・ジュニ(チャ・ミンス)

チョン・ジニョン(パク・ジェボム)

V.I (BIGBANG)(テディ・ソ)

 

あらすじ

高校生のドンジュ(カン・ハヌル)はある朝、交通事故に遭いそうになったスワン(ナム・ジヒョン)を救い、彼女が幼い頃に事故で視力を失ったことを知る。急接近した2人は交際をスタートさせ、幸せな日々を過ごしていたが、ある日、ドンジュの母がひき逃げに遭い、帰らぬ人に…。そんな時、角膜移植を待ち望んでいたスワンにドナーが現れ手術を受けることになるが、ドンジュは病弱な妹の手術のためにスワンの回復を待たずに渡米する。12年後、医師となったドンジュ(イ・サンユン)は“ディラン・パク”として帰国し、視力を回復して救急隊員として働くスワン(ク・ヘソン)と再会する。ドンジュは再会を喜ぶも、スワンは彼に気づかない。スワンに恋人ジウン(キム・ジソク)がいることを知ったドンジュは、名乗らないまま去ろうとするが、スワンもまたディランの姿にドンジュの面影が重なるのだった。

イントロダクション|韓ドラ☆ エンジェルアイズ|BSテレ東

 

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感想

1. 切ない、そして切ない

このドラマはヒロインのユン・スワン(ク・ヘソン)が子供のころに事故にあうところから物語が始まるのですが、まあそんなに不運が重なるなあ…と感じるほど悲劇の連続。

 

スワンの目が見えなくなってしまったのはもちろんだけれど、大人になったスワンとドンジュを取り巻く環境や、さらに起こる悲劇。再開した二人にはたしかに幸せな時間もあったはずなのに、すべて観て振り返ってみてもほどんど幸福な気持ちになれていなかった自分に気づきます。

 

幸せな時間の裏では誰かがもがいていて、ずっと切ない。ドラマの雰囲気もそれを助太刀するような雰囲気の作品なので、さらにずーんと切なくなりました。

 

2. もどかしく、もどかしい

さまざまな出来事が起こる中で多く感じた気持ちが、もどかしい。

学生時代の別れの時期も、そして再開してからも思いやりなのか言葉足らずですれ違いの多い二人を見ていると、どんどんもどかしい気持ちが増していきました。

 

相手を思いやる気持ち、自由に思いを言葉にできない気持ちも理解できますが、それ故にすんなりとうまくいかないのがこのドラマだなあ、と思いました。

思いを言葉にするって難しいからこそ、すごく大事なことだと再確認。

 

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パク・ヘジュ役(ユン・イェジュ)

 

見どころ

もうひとつのラブライン

韓国ドラマあるあるといえば、主人公の周りで起こる『もうひとつのラブライン』。

この作品での注目ラブラインはドンジュの妹パク・ヘジュ(ユン・イェジュ)と、スワンの後輩にあたるテディ(V.I)の間に起こる物語です!

 

複雑な環境の中でもどかしく絡み合う主人公2人とは真逆に、かわいくおちゃめな二人の関係は見ていて微笑ましく、なんとなくどんよりとした雰囲気が漂うこの作品のなかで心が息継ぎできるようなほっとする時間になります。

 

この二人があってこそ、メインの二人の切なさが引き立っているのかもしれません。

 

女優さんたちの演技

ク・ヘソン

ク・ヘソンが出演しているドラマは過去に1つだけ見たことがありますが、涙の似合うこの作品の雰囲気にぴったりの女優さんだなあと思いました。真っ白な肌に大きな目と、醸し出す独特な雰囲気は儚く消えてしまいそうな感覚に陥る、そんな女優さんでした。

 

ユン・イェジュ

パク・ヘジュ役のユン・イェジュちゃんは今回はじめて見る女優さんでした!

この作品のビタミン的存在で、いつも元気いっぱいにも関わらず優しい気遣いもでき、誰よりもドンジュとスワンの関係を応援しています。

 

私はこの作品の中ではヘジュが出てくるシーンが大好きで、ころころ変わる表情カジュアルな中に女の子らしさのあるファッションもとてもツボでした!

これから応援していきたい女優さん発見!という気持ちです!

 

ヒョン・ジュニ

気が強めのかっこいい女性役が多いスワンの親友役を演じる女優さんです。

2014年ごろの私は知りませんでしたが、最近ではいろいろなメジャーな作品に出演していて見かけることが多いです。

 

芯の強い女性ですがスワンを近くで見守り応援する優しさも持ち合わせていて、彼女が出てくるシーンは、視聴者の私も勇気づけられることが多かったです。

 

まとめ

すごく面白かったか?と聞かれれば、個人的にはNOかもしれませんが、作品の雰囲気や韓国ドラマならではの、陰に潜む複雑な相関図がお好きな方は好きな作品かもしれません。

 

でも新しい女優さんの発見もあり、見て損はしなかったなあと思います。

そして視聴中はもどかしいからこそ、心に余裕をもって視聴しながらゆったりした時間を過ごせる作品だと思います。

 

今回は少し昔の作品を視聴したので、次は新しい作品を観てみようと思います!

 

 

以上

 

韓国ドラマ『エンジェルアイズ』の感想でした!

 

韓国ドラマ「相続者たち~王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ~」感想と撮影地

 

2013年に公開され、視聴率No1となったドラマ「相続者たち」。

豪華キャストの揃ったこのドラマは、いわゆるザ・シンデレラストーリー!

 

こんな話はありえないと思いつつも、個性あふれるキャラクターや心を揺さぶるストーリーにどんどん惹かれていくドラマで、何度見てもときめいてしまう作品。

 

 

キャスト紹介

 キム・タン(イ・ミンホ)、チャ・ウンサン(パク・シネ)

 チェ・ヨンド(キム・ウビン)、イ・ヒョシン(カン・ハヌル)

 チョ・ミョンス(パク・ヒョンシク)、イ・ボナ(クリスタル)

 キム・ウォン(チェ・ジニョク)、ユ・ラヘル(キム・ジウォン)

作品について

 公開:2013年10月(全20話)

 脚本:キム・ウンスク

 監督・演出:カン・シニョ

 受賞歴:百想芸術大賞 テレビ部門 女性人気賞、百想芸術大賞 テレビ部門 女性人気賞 etc..

日本公式HP: 

相続者たち|視聴率No.1を記録した2013年最大の話題作のDVDが発売!

韓国公式HP:

상속자들 : SBS

 

あらすじ

帝国グループの御曹司キム・タン(イ・ミンホ)と、高校生でありながらバイト三昧で聴覚に障害のある母をもつウンサン(パク・シネ)はアメリカで最悪な出会いする。すぐにウンサンに惹かれていくタンと、タンのことを別世界の人間として考えるウンサンは偶然が重なり同じ高校に通うことに。歩んできた道が違いすぎる二人は互いに惹かれながらも、すぐに結ばれずにいた。ウンサンが抱える重荷を共に背負おうとするタンと、別世界に足を踏み入れようと勇気を出し歩みだすウンサンの切なく純粋な恋を描いた作品。

 

 感想

1. 豪華すぎるキャスト

まさに『この先売れていくだろう俳優・女優陣』が勢ぞろいしたドラマ。

メインのイ・ミンホとパク・シネはもちろん、太陽の末裔にも出演したキム・ジウォンや映画でも活躍中のカン・ハヌル、落ち着いた演技が魅力のチェ・ジニョクまで、当時ははじめて見たレベルの俳優さんも、今では主役級の俳優さんになっていて様々なドラマで見かけるほど人気に。時が経って再視聴したからこそ感じる俳優陣の豪華さに、このドラマが人気になったのも納得だなと思わされた。みんな演技がうますぎるんや。

 

2. 複雑な相関図

これまで視聴したドラマの中で最も複雑な相関図なんじゃないかと思うのが、このドラマ。簡単に思いつくまま挙げるだけでも、、

①ウンサンとタンの元カノ、現婚約者の3人が同じクラス

②タンの元カノの彼氏がウンサンの幼馴染で親友で、また同じクラス

③ウンサンの幼馴染の父親はタンの会社に勤め、タンの婚約者の母親と元恋人

、、、公式に載っている相関図では到底表しきれないほど人間関係がぐちゃぐちゃで様々なところが結ばれているのに、まとまっているという不思議な作品だった。

 

3. 気持ちの緩急が激しすぎる件

この作品はコメディ要素も多くて、チャニョン&ボナ(クリスタル)カップルの痴話喧嘩のシーンや、いつもおちゃらけているミョンス(パク・ヒョンシク)、ヨンドが人を煽るヘラヘラしたシーンなどは思わず笑ってしまう!けれど、高校生たちがそれぞれ抱える心の中の重りを描いたシーンでは感情移入してしまうほど泣いたり叫んだり怒ったり、、裏で抱えている複雑でもどかしい感情がしっかり伝わってきて、見ていて自分の感情が忙しいなって感じさせられた。

主人公二人以外の人物たち全員の魅力もちゃんとあふれていた、、

 

見どころ

個性あふれるファッション

学園物語なので基本的には制服なのだけれど、さすが帝国高校。

制服の着こなしも自由で、アイテムひとつひとつにそれぞれの人物のキャラが表れていて見ていてすごく楽しかったポイントの一つになった。

 

主人公のキム・タンは、シンプルな着こなしで襟のないシャツが特徴。

そして見逃せないのが野外撮影時のロングコート!!似合いすぎる。

それもさすが御曹司なのが毎回違うコートを着ていること!

私はあの青色のコートのシーンはしばらく忘れられないと思う。

 

制服ファッションで特に頼ませてくれたのが、タンの元カノでありチャニョンと交際中のイ・ボナ(クリスタル)。さすがのスタイルで、ミニスカートの制服が似合いすぎる!

ボナは帽子やカバンまでこだわっていて、絶対勉強しないだろっていう大きさのカバンも、放送部にぴったりのベレー帽もすごくかわいい。クラシカルな雰囲気がキャラクターにもマッチしていて、見ていてワクワクするファッションで登場してくれる。

作中のボナのカバンの中身をぶちまけるシーンも、興味深く見てしまう自分がいた。

 

撮影地

この作品でのポイントアイテムはドリームキャッチャー

帰国後のドリームキャッチャーを売っているこの撮影地のお店はソウルにあるエッグタルト屋さんで、観光地の近くなので誰でも気軽にいくことができます。2017年に訪れてみたのですが、それまで撮影地に意図的に訪れたことがなかったので不思議な気分でした。すっとドラマの世界に入り込んだような気分になれる!エッグタルトも、もちろんおいしかった。

 

 

『相続者たち』は、ただのキラキラ学園物語ではなく、むしろ切なさのほうが勝っているのではと思うような高校生が抱えるには重すぎる気持ちを描いた作品だと感じた。

全部視聴してたからこそ、サブタイトルである ~王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ~ の意味がグッと伝わってきて、意味深い。

 

そして韓国公式のHPに載っていた

「誰かにとってはシンデレラストーリーであり、

 また他の誰かにとっては最上流層の10代たちの隠されたストーリー」

という文章が胸に響いた。

 

たしかに普通に生きている自分から見たらとても煌びやかに見える世界も、きっとその世界で生きる人たちは一般人とはまた違った悩み、息苦しさを抱えているんだろう。

どの世界に住む人もきっと何らかのしがらみに揉まれながら、生きているんだろう。

そう思うとなんだかもっと自分頑張れるなって。

最終的にはそんなことまで感じた作品でした!!

 

 

 

 

ハラハラ諜報員の韓国ドラマ「スパイ~愛を守るもの~」感想とキャスト

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 今週視聴したドラマは、普段はあまり見ることのないシリアス系スパイドラマ「スパイ~愛を守るもの~」。

 

 家族愛も恋愛も、そして社会や人間の汚さも見えてしまうドラマ。北朝鮮工作員との間で引き起こる事件や、精神的な駆け引きにハラハラします。怖くて見られないかと思いきや、ストーリーが面白くて意外とどんどん見れました。そしてジェジュンがツラいツラい、、、、どんどん引き込まれてあっという間に見終わってしまえる作品でした!

 

 

ドラマ情報

韓国語表記:스파이

韓国放送:2015年1月9日~2015年3月6日

全16話/最高視聴率 8.5%

 

KBS WORLD HP:

https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1187

KBS公式HP:

스파이 | 디지털 KBS

 

キャスト

キム・ジェジュン / 김재중(キム・ソヌ役)

ぺ・ジョンオク/ 배종옥 (パク・ヘリム役) 

ユ・オソン /  유오성(ファン・ギチョル役)

コ・ソンヒ / 고성희 (イ・ユンジン役)

チョ・ダルファン / 조달환(キム・ヒョンテ役)

イ・ハウン / 이하은(キム・ヨンソ役)

 

 あらすじ

 国家情報院 諜報員のソヌ(ジェジュン)は中国で作戦遂行中に謎の事故に遭ってしまい帰国後、対北朝鮮 分析チームに異動させられてしまう。ソヌの母で専業主婦のヘリム(ぺ・ジョンオク)は、息子が国家情報院で働いているとは露知らず平凡な生活を送っていた。 一方、北の工作員スヨン(チェ・スビン)の自首によって騒がしくなった国家情報院。ソヌはスヨンから中国で自分が巻き込まれた事故の手掛かりを探そうとするが…。 

https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1187  参照

 

★RIN的評価★

ストーリー ★★★★☆

ジェジュンが主人公のこのドラマ。キム・ソヌ(ジェジュン)は、家族には公務員だと伝えつつも裏では国家情報院で働いていました。家族に本当の職業を隠していたソヌですが、実はソヌの家族も過去に重大な秘密をもっています。息子を守ろうと自らが犠牲になる覚悟で工作員と取引する母親ヘリム。ヘリムだけに辛い思いをさせられまいと、共に戦おうとする父。家族愛や夫婦の信頼関係をシリアスなストーリーの中で強く感じました。

 

そしてソヌの彼女のユンジン。過去にユンジンが困っているところを助けて距離が縮まり交際を始めた二人です。作中では二人の馴れ初めなどが描かれてはいませんが、心が折れてしまった時にソヌが向かうのはユンジンのところです。心を許し、信頼している描写の後に来るユンジンの秘密。

 

話が進むごとに登場人物たちの秘密が明らかになって、もう誰が仲間⁉誰を信じていいの?とならざるを得ないストーリーでした。私は初めて見たスパイドラマでしたが、もう少し長くても良かったと思えるくらい一気に見進められました。そんなにグロイ描写もないところも救い。。

 

演じている俳優さんたちのひとつひとつの表情に、ものすごく感情が込められているので見ていて惹き込まれました!

 

ときめき ★☆☆☆☆

 主人公のソヌと彼女のユンジンは恋人関係ではありますが、この作品は二人のラブストーリーがメインではありません。むしろほぼシリアス。相手のために自分の気持ちを隠して嘘をついたり、でもどうしても裏切れなかったり。そして惹かれてはいけないと分かっていても、自分の気持ちを消すことなんてできない。

 

幸せに見えた二人の複雑な関係と切ない表情が悲しすぎて、胸がぎゅーっとなりました。でも二人のお互いへの愛を感じるシーンがたくさんあるので、★は一つ!

 

 

キャスト

この作品の見どころは、主人公ソヌを取り巻く闇が深すぎる登場人物たち。 

 

キム・ソヌ(ジェジュン)

我らが主人公ジェジュン様~!彼の色の白さと目力が、この作品の恐ろしさというかシリアスな部分にすごくマッチしていたと思います。だんだんと明らかになる真実に「帰るところがない」「行き場がない」と心がズタズタになってしまうシーンに胸が苦しくなりました、、ジェジュンの演技を見るのははじめてですが、今後も作品探してみようと思える演技でした◎

 

ファン・ギチョル(ユ・オソン)

なんとちょうど先月見たドラマにも悪役として出ていました。完全に悪役顔、、、北の人って本当にこんな感じなの?って思うくらい、顔に傷がある工作員役がぴったりでした。怖いし威圧感すごいし。でも実は一途な思いを持つ男性なんだって最後の最後で悲しくなりました。

 

イ・ユンジン(コ・ソンヒ)

この作品で初めてみて好きになった女優さんです。実はこのお話の中で一番、つらくて自分を鬼にして生きなきゃならなかったのが彼女だったと思います。人間、感情を殺すなんてできないよねって感じると同時に、幸せになってほしいってすごくすごく感情移入したヒロインでした。

 

キム・ヒョンテ(チョ・ダルファン)

ヒョンテ先輩。社会や人間の汚さにとらわれず、距離を置いて真実を見極めようとする彼は適当に生きているように見えて、誰にも縛られない意思を持っているかっこいい先輩です。仲間思いで、「死ぬな」とソヌに言うシーンが心に残りました。

 

キム・ヨンソ(イ・ハウン)

この子もはじめて見た女優さんでした!ソヌの妹のヨンソは純粋潔白!!受験を控えた女子高生で、家族の抱えるものを割と最後の方まで何も知らずに生活しています。でもお母さんを喜ばせようと勉強を頑張ってみたり、「泣きたいのはこっちだよ!!」と感情を露わにしたりと工作員だらけの作品の中で人間らしさを見せてくれます。家族の中で一番脇役ですが、息子のことで頭がいっぱいの母親を一喝するポイントの役だと思います。

 

 

まとめ

 

 『スパイ~愛を守るもの~』

初めてみるシリアス系のドラマでしたが、意外にもハマって見ることができて楽しかったです。こういう方向の作品も今後見てみようと思える作品で、シリアス系のドラマをあまり見ない方にもおすすめです!

 

なによりも、私的には終わり方がけっこう好きでよかったです。

 

さて、以上が 『スパイ~愛を守るもの~』の感想とキャスト紹介でした!

 

 

次はthe韓国ドラマのときめく作品を視聴したいですᅘᅠ

 

 

今を大事にしたい 韓国ドラマ「ゴーバック夫婦」感想とキャスト

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 こんにちは、Rinです!

 

今回は職場の韓国人の友達に「かっこいい俳優がいるから見て!」とおすすめされたドラマ『ゴーバック夫婦』を視聴してみました。

 

この作品はタイムスリップドラマでものすごく簡単にまとめると、心に余裕をなくした夫婦が離婚協定まで終えた日、二人が出会った大学時代にタイムスリップして時間を過ごし少しずつ忘れかけていた大切なものに気付く…というお話なのですが、自分まですごく学生時代に戻りたくなります。

 

見終わると、自然と今を大切に生きようと思わせてくれる作品だなって感じました。

 

そんなタイムスリップドラマ『ゴーバック夫婦』の感想を綴っていきます。

 

 

 

ドラマ情報

韓国語表記:고백부부

原作:ウェプトゥン(韓国ウェブ漫画サイト) 「やり直しましょう(한번 더 해요)」

韓国放送:2017年10月13日~2017年11月18日

全12話/最高視聴率 7.3%

 

アジアドラマTV HP:

韓国ドラマ「ゴー・バック夫婦」 - 番組一覧 | アジアドラマチックTV公式サイト(アジドラ)

KBS公式HP:

고백부부 | 디지털 KBS

 

 

キャスト

チャン・ナラ / 장나라(マ・ジンジュ役)

ソン・ホジュン/ 손호준 (チェ・バンド役) 

チョン・ギヨン / 장기용 (チョン・ナムギル役)

イ・イギョン / 이이경 (コ・ドクチェ役)

キム・ミギョン / 김미경(ジンジュの母親役)

イ・ビョンジュン / 이병준(ジンジュの父親役)

 

 あらすじ

 

今から18年前の1999年、韓国大学の学科別合コンで一目惚れした、単純だが義理堅い男チェ・バンド(ソン・ホジュン)と、潔癖症で気難しい女マ・ジンジュ(チャン・ナラ)は、卒業と同時に結婚。しかし、2017年38歳になった夫婦は喧嘩の絶えない毎日を送っていた。お互いに不満やストレスが溜まり、バンドの浮気が引き金に、二人は離婚を決意する。 離婚したその晩、ジンジュは泣きながら眠りにつき、バンドはお酒を浴びるように飲んで眠りについた。次の日起きると、昨日までおばさん、おじさんだった二人が1999年にタイムワープし20歳の頃に戻っていたのである。鏡に映る若くなった自分の顔を見ながら、人生をもう一度やり直そうと決意する二人。ジンジュは先輩ナムギル(チャン・ギヨン)にときめき、バンドは初恋の相手であるソヨン(コ・ボギョル)に積極的にアタックをする。しかし、ソヨンにアプローチをすればするほど、思い浮かぶ昔の思い出からバンドはジンジュの大切さを悟るが、今ジンジュの隣にいる人は自分ではなく完璧な男ナムギル先輩。それに嫉妬するバンドとジンジュ、ナムギルの三角関係はどうなる!?

韓国ドラマ「ゴー・バック夫婦」  参照

 

★RIN的評価★

ストーリー ★★☆☆☆

 

ちょっと低めの評価です。韓国ドラマは寝不足になるほどどんどん見進めてします私ですが、このドラマはそこまで没頭しなかったですね。

 

冒頭でも少しお話した通りタイムスリップドラマで、離婚まで仲がこじれた二人が大学時代に戻り、同じ人生は歩みまいとやり直しを試みるお話です。他のタイムスリップドラマと違うのは、一人だけではなく夫婦二人ともがタイムスリップしてしまうというところです!

 

でも中身は38歳のままタイムスリップするわけですから、過去に戻っても喧嘩ばかりの二人。でも大学生に戻ることで、その時に気付けなかった友人の心の痛みや初恋のときめき、両親の大切さに気付くようになります。そして仕事に育児に目まぐるしく過ごしていた現代で忘れていた大切なものを取り戻していきます。

 

ストーリーは個人的に惹き込まれるものではなかったですが、学びが多い作品だと思います。見どころでも紹介しますが、心にぐっと残る言葉も多いです。私が一番感じたのは「今を大切に生きよう」ということです。もっともっと周りの人間とか、両親を大切にしようと思えるし、『今』を生きている毎日がとても大切だなって改めて思えます。その時その時にどう行動するかで、未来はいい方にも悪い方にも変わります。

 

今はコロナで外出もままならないですが、やりたいことをやる!行きたいところに行く!会いたい人には会う!そんな気持ちで人生を生きてみたくなりました!

 

ときめき ★★☆☆☆

 

この作品は恋愛というよりヒューマンドラマな気がします。

 

でも、大学生ですから!一人の相手以外にも初恋の人がいたり、素敵な人が現れたりするんですよね!ここで登場するのが歴史学科のナムギル先輩!外見はもちろんですが、寡黙で行動も男らしい。助けてほしい時、救ってほしい時に必ず現れてくれる先輩!かっこよすぎい!!この俳優さん、私はこのドラマで初めてみたのですが今後もっと出演作品をチェックしてみようと思います。

 

あとこのドラマの可愛いポイントは、ジンジュの親友ボラムとバンドの親友ジェウのラブラインです!純粋でひたむきで、できないことも努力して相手に少しでも近づこうとする姿に、青春を感じます!!

 

先輩とボラムカップルのシーンでときめき★★です。

 

見どころ

大学の仲間たち

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the・大学生活!という感じの大学生活が見られます(語彙力・・)

授業、学園祭、旅行と大学生に戻りたくなるシーンがたくさん出てきますが、この作品に欠かせないのが愉快な仲間たちです!一緒に楽しんで、悩んで苦しんでくれる友達がいるからこそ乗り越えられるということを改めて感じました。

 

そんな個性あふれる仲間たちを少しご紹介します。

 

ユン・ボルム(ハン・ボルム) 

ボルムはまさに強い女!って感じのイメージですが、友達を大切にして恋愛対しても軽そうに見えてすごく相手を思いやれる素敵な女性です。38歳のボルムは大学時代から付き合っていたジェウを思いっきり振りますが、それも恋人を思いやっての理由からでした。仲間を大切にできて、美人で芯がある強い女性。素敵です。

 

チョン・ソル(チョ・ヘジョン)

ボルムとは正反対の控えめな女の子。ジンジュと合わせてぜんぜん違う3人ですが、うまくバランスがとれています。一番にジンジュたちの事情に気付いて、影で密かにジンジュの幸せを願って行動してくれる友達です。そして、ソルにはお酒を飲ませてはいけませんね!酒癖が独特過ぎて、ドクチェとのやり取りも見どころです。

 

アン・ジェウ(ホ・ジョンミン)

大学時代にボルムと結ばれるのがジェウです。見た目はバンドの友人の中で一番男らしいのに、恋愛に対する心は物凄く純粋です。美人でダンスで毎回センターを飾るボラムを見て劣等感を感じてしましますが、ボラムに少しでも近づこうと苦手なダンスでも努力していく姿が一番心に残っています。一途な想いって素敵ですよね。

 

コ・ドクチェ(イ・イギョン)

強烈すぎる個性爆発挑発キャラクターがドクチェ!ラブラインがあったり大きく何かを起こすわけではないのですが、このドラマのバラエティー的役割を全部持っていくくらい重要なキャラクターです。アホ過ぎて面白くて、友だちにいたら絶対に面白い人間です。

 

心に響く台詞

 

この作品は主人公たちが過去をやり直す姿を見ながら、一緒に自分の人生について考えるきっかけになる作品です。ここで少し私の心に残った台詞をいくつか紹介したいと思います。

 

먹고 싶고 하고 싶은데 못해서 받는 스트레스보다, 저지르고 나서 수습하는 게 낫지 않나.

食べたいものもやりたいことも我慢して受けるストレスより、 やってみてから後悔する方がマシじゃない?  

-チェ・バンド-

 

울거 없어.

어떤 슬픔도 무뎌져.단단해져 그렇게 돼 있어.

 泣かなくていい。

どんな悲しみも乗り越えられる。強くなれる。そういうものだよ。

 

지금 이 젊음은 두번 다시 찾아 오지 않아.

청춘은 너희를 기다려 주지 않거든.

今のこの若い時間は2度は来ない。

青春は君たちを待ってはくれないんだ。

 

まとめ

「ゴーバック夫婦」はときめきも少なめでストーリー的にもそんなに惹きつけられはしなかったですが、人生について考えさせられる作品でした!

 

私も今後結婚した後とかにまた見直すと、感じ方が違うんだろうなって思います。

 

以上、

今を大切に生きようと思える作品『ゴーバック夫婦』の感想でした!!

 

 

歴史ドラマの魅力爆発 韓国ドラマ「シンイ-信義-」感想とキャスト

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https://namu.wiki/w/%EC%8B%A0%EC%9D%98(%EB%93%9C%EB%9D%BC%EB%A7%88)


韓国ドラマの時代劇関係ではじめてみたのがこの『シンイ-信義-』。

好きすぎて5回は見た!

 

日本のドラマもですが、歴史系のドラマはほとんど見たことがなかった私ですが歴史ドラマのイメージが変わりました!高麗時代を舞台にしたファンタジーラブストーリーなのですが、キュンキュンも命を懸けた切迫したドキドキも両方が味わえる作品です。

 

そんなドラマ『シンイ-信義-』の感想・見どころを綴っていきます!

 

 

ドラマ情報

韓国語表記:신의

韓国放送:2012年8月13日~2012年10月30日

全24話/最高視聴率 12.2%

 

ホームドラマチャンネル HP:シンイ-信義- | ホームドラマチャンネル

SBS公式HP:신의 : 드라마 정보 : SBS

 

受賞歴

 2012年 SBS演技大賞 

10代スター賞 - イ・ミンホ

特別企画最優秀演技賞 - イ・ミンホ

ニュースター賞 - パク・セヨン

 

キャスト

イ・ミンホ / 이민호(チェ・ヨン役)

キム・ヒソン/ 김희선 (ユ・ウンス役) 

パク・セヨン / 박세영 (王女役)

キム・ミギョン / 김미경 (チェ尚宮役)

ユン・ギョンサン / 윤균상(トクマン役)

イ・ビョンジュン / 이병준(チョ・イルシン役)

 

 あらすじ

西暦1351年、高麗時代。
新しく即位した若き王、恭愍王(リュ・ドックァン)一行は、
チェ・ヨン(イ・ミンホ)率いる近衛隊に護衛され元から帰国。
途中、刺客に襲われ王妃が負傷する。

あらゆる病を治す伝説の“神医(シンイ)”でなければ命は救えないという侍医の判断を聞き、チェ・ヨンは神医を求めて天界へ繋がる “天の穴”に入り込む。ヨンが辿り着いたのは、2012年のソウル…。そこで、ひょんなことから整形外科医のユ・ウンス(キム・ヘソン)に出会う。彼女を神医と勘違いしたヨンは、高麗へと強引に連れて行く。訳もわからぬまま王妃の手術をしたウンスは、どうにか元の世界へと帰ろうとするが、王命により引き留められ、天の穴も塞がってしまう。さらに、ウンスが握った剣によりヨンが瀕死の重傷を負い……。

シンイ-信義- | ホームドラマチャンネル  参照

 

★RIN的評価★

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https://ent.sbs.co.kr/news/article.do?article_id=E10001413173

ストーリー ★★★★☆

ファンタジーだけどファンタジーということを忘れるくらい惹きこまれてしまう作品。

王女様を救うために天界と言われる現代ソウルへ医者を探しに行くチェヨン。そこで美容整形の講義をしていたウンスに出会います。ウンスを連れて高麗時代に戻ったチェヨンは王女様を救うことに成功しますが、天界への門は閉じてしまします。

 

天界に戻るまでの時間、チェヨン率いる親衛隊たちと王宮の中で過ごしていくうちに少しずつチェヨンに惹かれていくウンスは高麗時代に残りたいという気持ちも芽生え始めます。天界に戻りたい気持ちとチェヨンと離れたくない気持ちのジレンマに悩んでいる間も、王の座を狙うヒチョルたちのせいで命の危険にさらされてしまいます。

 

ヒチョルたちとの戦いも、高麗の国を守ろうとする親衛隊たちの働きも、そしてチェ・ヨンとウンスの恋の行方も。。。すべてが見どころで、真剣な場面だけでなくほっこりするシーンもありドキドキしながらも最後まで楽しんでどんどん見てしまうドラマでした!

 

ただ、ウンスのタイムスリップについて少し複雑で、初めてみた時は「ん??」となる部分があるので☆マイナス1にしました。。

 

ときめき ★★★★☆

基本的には高麗の王宮を守る親衛隊のお話がメインの作品ですが、中盤辺りからチェ・ヨンとウンスの二人に恋の気持ちが芽生え始めます。

 

恋心が芽生えるまでの時間も、ウンスを天界に返すという約束のためにウンスの身に危険が及ぶと必ず守りに来てくれます。「そばにいてくれないと守れない」って、、義理堅い高麗の武士ですからね。他意はないにしてもこんなこと言われたら意識してしましますよね!

 

お互いの気持ちを打ち明けた後も、二人の関係は簡単には行きません。天界に戻ら中ればならないウンス。約束を守りたいけれど、側にいてほしいと願うチェ・ヨン。そして、その間にもヒチョルによって何度も命を狙われてしまうウンス。王様を守りながらも愛する女性のために奮闘するチェ・ヨンがめちゃくちゃかっこいいです。

 

無口なチェ・ヨンが不意に話してくれる短い言葉の中にはいろいろな感情が含まれていて、この気持ちを言葉にするのにどれくらい考えたんだろうって思うとさらに奥深いなあ、って思います。そしてイ・ミンホの表情の演技が素晴らしいです。チェ・ヨンは無口な役ですが、表情ひとつで苛立ちやもどかしさ、ウンスに対する愛おしさを表現していてとても惹きこまれます。

 

高麗の武士、最高です。

 

見どころ

心情で変化するチェ・ヨンの服装と髪型

 

このドラマの見どころの一つは、イ・ミンホ演じるチェ・ヨンの服装と髪型です!

 

親衛隊の隊長として王様を守るチェ・ヨンですが、重く悲しい過去があり心を閉ざしてしまい抜け殻のように日々を過ごしてきました。ウンスがはじめて出会うチェ・ヨンは、王様を守るという仕事以外は三日三晩寝て過ごすこともあるほど何に対してもやる気のない人間で、人に対しても距離があります。

 

そんなチェ・ヨンも、ウンスと過ごす日々の中で少しずつ大切なものや人生の生きがいを見つけ、生き生きとしてきます。ウンスとの時間がチェ・ヨンの凍っていた心を溶かしていくんですよね。

 

武士として生きることは変わりませんが、心の変化に沿うようにチェ・ヨンの服装は変化していきます!ウンスと出会った初期は髪もぼさっとだるっと。といった感じでしたが(でもそのだるさがかっこいい)、中盤では髪も結んで隊服もびしっとしたものを着ています。なんだか若返って見えます。そして最後はもう「貫禄!!」という表現がぴったりのボス間満載の出で立ちに。

 

ぜひ注目して見てみると、さらに楽しめるかと思います!

 

親衛隊の仲間たち

チェ・ヨン率いる親衛隊は家族のようにとても仲が良く、切迫した状況の中でほっこりしたシーンを与えてくれます。 隊長と隊員の信頼関係は見ていて胸が熱くなります。

 

でもやはり武士ですから。戦はつきものです。

王様を守るため、隊長を守るために体を張って戦う隊員たち。隊員の表情から決意のようなものも伝わってきて、武士として誇りをもって戦う姿にもう泣きそうになります。知らないうちに自分も隊員たちの仲間になった気分で。

 

そして個人的に、今では人気俳優のユン・ギョンサン!ここにでていたのか~!って最近見返して思いました。親衛隊の中でもメインの役ですが、なんだか若いです。今活躍している俳優さんの昔の出演作を見ると何だか不思議な気持ちになりますね。

 

王様と王女様の関係

このドラマでメインのラブラインは主人公のチェ・ヨンとウンスですが、見逃してはいけないのが若くして高麗の王の地位に就いた公明王とその王妃様です。

 

この二人ははじめは敵対しているように見えますが、実は心の中で互いのことを考え想い続けています。王様の力になろうと寄り添う王女様と、いつも王女の安否を心から願う王様。控えめで、でも心は熱くて。素敵な関係です。

 

そして王女様役のパク・セヨンちゃん!

私は大好きなのですが、ほんとに綺麗です。煌びやかな衣装に負けてないお顔の強さ!むしろ綺麗なお顔が衣装で更に引き立っていてめちゃくちゃ素敵です。

王女様はもともとは中国・元の皇族の娘なのではじめは元の服を着ているのですが、高麗の王女としての決意を固め、途中からは高麗の服を身に纏います。

 

高麗の色鮮やかな衣装を素敵に着こなしすぎてて、リアル王女です。

 

 

 

まとめ

「シンイ-信義-」。

たぶん私がはじめて見た時代劇ドラマです。時代劇ってなんだか、かたくて難しいイメージでしたがそのイメージを覆されました。

そして、いい意味で時代劇ってことを忘れるほど惹きこまれてしまう作品でした。

 

ドキドキもハラハラも味わいたい方におすすめのドラマです!

 

 

次は現代に生きてみます、、

 

 

以上、『シンイ-信義-』の感想でした!!